超高齢社会を目前に控えた日本では、介護業界への注目が年々高まっています。介護業界は過酷な仕事内容の割には賃金が安いと言われていますが、業界全体の将来性や成長性は期待されています。
介護業界への転職希望者も増えていますが、その理由の一つに新規参入のハードルが低いという事が挙げられます。
介護業界には介護資格無資格でもできる仕事があり、他の業界しか勤務経験が無い人でも転職しやすくなっています。介護資格無資格であっても適切な指導の元できる業務がありますし、介護施設や事業所の雑務全般は無資格でも就業できる仕事内容になります。
しかし、介護業界でキャリアアップを考えている人は、介護資格無資格でもできる仕事をいくら続けていてもあまり意味はないでしょう。
介護業界でキャリアアップをするには介護資格の取得が必須になり、その中でも高い位置づけにある資格のひとつがケアマネジャーになります。
ケアマネジャーの取得を目指すには、まず実務者研修の修了と3年以上の現場経験を経て介護福祉士の資格を取得しなければなりません。さらに、介護福祉士として5年以上の現場経験を積む事で、やっとケアマネジャー資格の受験資格を得る事ができるのです。
介護業界でキャリアアップをするには長く険しい道のりを乗り越える必要がありますが、苦労してケアマネジャーになる事ができれば、自分の理想により近い好条件の職場で働ける可能性が高くなります。